組 織 名 |
亘理ふるさと沿岸復興グループ |
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[成り立ち] |
平成19年12月18日 組合員から構成される鳥の海ふれあい市場協同組合と荒浜商店会が |
震災直後の避難所生活などの辛い時間を共有し助け合う中で地域のコミュニティの大切さ、 |
ありがたさを改めて痛感し、共に手を携えて復興に取り組むために震災以降に結成しました。 |
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[位置づけ] |
観光拠点である亘理沿岸部において震災前に約50万人の観光客数がありました。亘理町の |
観光客誘致に大きな役割を果たしていると共に地域住民にとって欠かせない商品・サービス |
の提供を行っています。また、震災時にも飲食物・電灯輸送理髪などの提供や、避難所での |
世話役や浸水地域での人命救助などを行い地域にとってなくてはならない重要な位置けに |
あります。 |
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[ 環 境 ] |
わたり鳥の海周辺は、仙南地域で代表的な夏祭りや海水浴場があり、年間20万人が訪れる |
鳥の海温泉があります。また、はらこ飯を初め四季折々の恵まれた食材から創作される料理 |
はとても有名です。釣りやレジャー客の来訪者も多く、1年を通して観光客の絶えない地域で |
あり、観光産業と地域コミュニテイの再構築を担う[亘理ふるさと沿岸復興グループ」は、ふれ |
あい市場協同組合小売業サービス業飲食業からなる異業種33社からなる重要な役割を担っ |
ています。 |
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[ 役 割 ] |
震災前 、年間50万人の観光客が訪れる亘理沿岸部において「亘理ふるさと沿岸復興グル |
ープ」は、新鮮な地場産品、観光を快適にする、サービスの提供、地域に於いても生活必需品 |
や利便性を高めるサービス、地域コミュニティを構築させる憩いの場としての地域にとって必要 |
な機能を有しています。 震災により減少した観光客や地域住民が徐々に回復しつつあるな |
かで「亘理ふるさと沿岸復興グループ」は観光客への商品・サービス、利便性の向上といった |
役割を担っています。地域住民に対しては、生活基盤を担う、商品やサービス、利便性の向上 |
、地域コミュニティの再生と構築をする役割を担っています。 |
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[ 重 要 性 ] |
「亘理ふるさと沿岸復興グループ」は県内有数の観光拠点である亘理沿岸地域にとって、観 |
光客・地域住民の利便性の向上、地域コミュニティの再生と構築、災害時には、地域住民の |
尊い命を守る為、浸水を免れたグループ構成員の店舗より食料品の懐中電灯などを提供する |
といった地域事業所にしかできない役割を果たしています。今後崩壊した地域コミュニティを |
再生し、観光客の誘致を行う中で地域の利便性・地域コミュニティの再生と構築を図り、住民 |
が安心して生活するためにも「亘理ふるさと沿岸復興グループ」の復旧は必要性があります。 |
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